【ファミリアから続く系譜】「マツダ3セダン」試乗。「ファストバック」との差や希少な国産コンパクトセダンの魅力を再検証した

「マツダ3セダン」のルーツは「ファミリア」にあり
突然ですが、「マツダ3」にセダンがあるのをご存知ですか?
マツダ3と言えばハッチバックモデルの「マツダ3ファストバック」を思い浮かべ、セダンの存在を知らない人も多いのではないでしょうか。
マツダ3は、その前のモデルは「アクセラ」でした。アクセラの前は「ファミリア」でした。
ファミリアと言えば、1963年にデビューした当時のマツダを代表する基幹車種で、当時の主流だったセダンをメインとするモデルでした。「カローラ」の発売が1966年なので、それより3年前の話です。
1968年には、ロータリーエンジンを積んだ「ファミリアロータリークーペ」などスポーティーなモデルも登場。さらに1985年、日本車初のフルタイム4WDを採用したのもファミリアでした。
1977年、FR最後のファミリア(開発ナンバーX508)は、ゴルフによって示された「大衆車の新しいスタンダード」としての2ボックスカーとして4代目が登場しました。
トヨタから、同様のコンパクトFR2ボックスカー「KP61スターレット」が発売されたのは翌年の1978年ですので、やはりマツダはちょっと先取りしてるんですよね。
映画「幸福の黄色いハンカチ」(1977年)に登場したのも話題となりました。ちなみに劇中では「派手好き、クルマ好きの若者がヤケで辞めた会社の退職金を注ぎ込んでギリ買える車種」という設定だったようです。
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