マツダ・スピリットレーシングはM2の再来なのか?

ついに発売だ!”幌の2リッター”マツダ「スピリットレーシング・ロードスター」12Rは761万円! 抽選で200名が予約権を獲得、2026年1月から納車開始

かねてより開発を進めてきていた「国内向け幌の2リッターエンジンロードスター」がついに現実的な発売に関する発表が行われた。公式発表となったのは、マツダファンが集う「マツダファンフェスタ2025」会場の富士スピードウェイ。多くのファンを前に、「MAZDA SPIRIT RACING」代表の前田育男さん、現在ロードスター開発主査を務める齋藤茂樹さんらが、その思いを語った。

TEXT&PHOTO:小林和久

念願の 「2リッター幌モデル」の販売概要は?

まず、今回発売されるのは2台のロードスター派生モデル、ひとつは「MAZDA SPIRIT RACING ロードスター(以下:MSR ロードスター)」と、「MSR ロードスター 12R(以下:12R)」。これにより、「幌 × 2リッターエンジン」という長らくロードスターの日本仕様では実現しなかった組み合わせが公式に復活する。

価格はMSR ロードスターが526万5700円〜、12Rが761万2000円で、前者は2000台限定で予定数に達するまで販売、後者は200台限定で抽選により予約権を獲得する販売方法となった。

両モデルとも4代目ロードスター(ND)としては初めて2.0L「SKYACTIV-G」エンジンを搭載し、スペックは以下。

MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER
最高出力:135kW(184ps)/7000rpm
最大トルク:205Nm(20.9kgm)/4000rpm
車両重量:1070kg

MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER 12R
最高出力:147kW(200ps)/7200rpm
最大トルク:215Nm(21.9kgm)/4700rpm
車両重量:1050kg

基本はRFに搭載する「SKYACITV-G 2.0」(PE-VPR[RS]型)をベースに主に制御系を変更。サーキット走行時に180km/hオーバーの速度でも走れるよう、”特定の操作により”ブレーキ・オーバーライド・システムとスピードリミッターを同時に解除する機能の追加。減速時、ブレーキングに集中できるようヒールアンドトゥ操作による回転上昇をアシストする制御をなどが新採用されている。

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