SR400今年初走行のツーリング
リターンライダーの僕は、軟弱なので寒い時期にはバイクに乗りません! やっと気候が良くなってきたので、先日、冬眠していたヤマハSR400を目覚めさせ、ツーリングへと駆り出しました。
今回の目的地は、伊香保です。「伊香保おもちゃと人形 自動車博物館」と「伊香保アメリカンビレッジ」をメインに、榛名湖と温泉を楽しむへツーリングに行ってきました。
東京から関越道を使い、伊香保を目指します。
休憩を挟んで、2時間弱で到着した「伊香保おもちゃと人形 自動車博物館」に展示されるテーマは、
おもちゃと人形博物館
自動車博物館
イニシャルD藤原豆腐店
三丁目の夕日
昭和レトロパーク
駄菓子屋横丁
ミニミュージアム
ミニタリーゾーン
シネマワールド
テディベア博物館
昭和スターロマン館
プロレスミュージアム
ルート66ガーデン
世界のワイン&ビール
チョコレートファクトリー
と、多岐にわたっています。
館内は順路に沿って歩いていけば、自然と全展示物を見ることができますが、博物館と言っても、ただ単にガラスケースに展示物が並んでいるだけではありません。キャッチフレーズに「ファミリーワールドテーマパーク」とうたわれているように、通路も含めその世界にどっぷりと入り込んで楽しめるようになっています。
昭和レトロな街並みを再現したもの、国産車を中心とした旧車、ポスターなど映画に関するものなどが展示されています。
圧倒されるのはその数。例えば、キューピー人形だけでも、その数は数え切れませんでしたが、まあおびただしいキューピーちゃんがわんさかいるわけで、それが様々なジャンル、テーマで大量に集められています。
自動車博物館コーナーでは、トヨタ2000GT、スカイラインGT-R、コスモスポーツといったある意味定番の名車はもちろん展示されていますが、興味深いのは当時普通に見られたファミリーカーやいわゆる大衆車も展示されている点です。
日野ルノー、コンテッサ、カローラ、サニー、マークⅡなどその次代におけるエポックな車種ながらポピュラー故にあまり名車として派手な注目を集めてこなかったような車種も見られるのが嬉しかったです。
クラシックカーラリーで常勝の横田館長の優しいお人柄が見て取れるようです。
「伊香保おもちゃと人形 自動車博物館」をざっと見るだけで1時間以上は見込んだほうがいいですね。我々は2時間ほど滞在してしまいました。
さて、そこから15分ほど離れた「伊香保アメリカンビレッジ」へと向かいます。
そちらはその名の通り、アメリカ文化に関するものを集めたテーマパークになっています。
ハーレーダビットソン、コカ・コーラ、マイケル・ジャクソンなどといったいかにもアメリカンな定番展示物とともに、「へー、これもアメリカなんですね」と言いたくなるものまで、先程の博物館に負けず劣らずの出展量です。
知らなかったなぁと思ったのはテディベア。1902年にルーズベルト大統領が狩りに出かけ、傷ついた熊に出会ったものの、「瀕死の動物を撃つのはスポーツマンシップに欠ける」と見逃したことがきっかけて生まれたんだそうです。
また、感心したのは沈没したタイタニック号のリアルな乗船券や沈没する日の朝食メニュー表など、じっくり見ると時間がいくらあっても足りないくらいです。
アメリカンビレッジを後にして、ツーリングの定番である榛名湖への峠道を楽しみ、日帰り温泉の「伊香保露天風呂(大人:600円)」で旅の疲れを癒やし、帰り道を目指します。
トータルの走行距離は294.6km、使用ガソリンは9.34Lでしたので、燃費は31.7km/Lです。1978年デビューの車両にしては、なかなかエコですね。
(小林和久)
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