【意外な事実】マツダ「コスモスポーツ」は世界初のロータリーエンジン搭載車じゃなかった! では世界初のロータリー搭載車って?
ロータリーエンジンの発明者はドイツのF・ヴァンケル博士
ロータリーエンジンと言えば、長い間スポーツカーのためのエンジン、というイメージが強かった。というのも、ロータリーエンジンを世界で唯一作り続けてきたマツダがスポーツ・スペシャリティカーへ主に搭載してきたからです。
もちろん、ル・マンで優勝した、という実績も強いですね。けれど、マツダはロータリーも主流エンジンのひとつになる、いや、もしかしたらレシプロに取って代わると信じて、スポーツカーのみならず、乗用車の主流であるセダンにはもちろん、トラックにもバスにも搭載した時期がありました。
そんなロータリーエンジンを発明したのはドイツのフェリックス・ヴァンケル博士(1902年-1988年)で、共同開発していたNSU社がパテント(独占的に使用できる権利)を取得。1957年に世界初のロータリーエンジンがテストベンチで誕生します。
その後1960年代から、世界中の自動車メーカーは、各社とも大枚をはたいてパテント料を支払うなどして、こぞってロータリーエンジンの研究開発に勤しんでいました。
その特徴は……
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