■発売前からにICONIC SPにはファンが付いていることの証明
まだまだ市販モデルの発表、発売について詳細な計画やスペックはアナウンスされていないマツダ・アイコニックですが、すでに多くのマツダファン、ロータリー好きには期待が大きく膨らんでいるようです。
東京オートサロン2025では、メインに2リッターエンジンを搭載するNDロードスターの幌モデルを2種類展示して話題を集めていましたが、その奥のグッズ販売コーナーには、モデルカーなど様々な関連アイテムは多数取り揃えられていました。
中でも注目が、「ジャパンモビリティショー2023」で世界初公開された「MAZDA ICONIC SP」のモデルカーです。
ボディカラーはホワイトとレッド。これは、実際に制作されたプロトタイプが実施に2台あり、最初にジャパンモビリティショーで赤ボディが、翌年の2024年新入社員入社式で白ボディがお披露目されました。それに合わせて2色が用意されたというもの。
さらに、スケールも、定番の1/43とひと回り以上大きい1/18。以上の組み合わせで、4種類のアイコニックSPをライアンアップされています。
気になる価格は、1/43が1万6000円、1/18が7万2000円!
結構お高いと感じるかも知れませんが、まだ誰も乗ったことがない車種のモデルカー、どれほどの数が出るのか想像が付かないためやむを得ないのでしょう。ちなみに、オートサロン中日の土曜日の時点で、1/18は15台ほど会場で購入されたとのこと。
出来栄えはもちろん、ディティールも複雑な面も見事再現されています。中山さんがこだわってる表情が伝わってきそうです。
ほとんど赤ボディばかりが売れるかと思いきや、白を選ぶ人も中にはいるそうで、その理由として、赤ボディに付属する白い台よりも白ボディに付属する黒い台のほうが魅力的だという意見があるそうです。もし、実車にも適用されるとすれば、黒で統一したディーラー店舗で、赤いアイコニックは展示できるのでしょうか?という疑問も湧いてきます。その時は、白いステージを作るんでしょうかね?
そして、NAロードスターの歴代モデルのゴージャスなセットも展示されています。
1/43 スケールで、初代が登場した1989年発売時にあったオリジナルの4色を始め、各限定車、特徴あるモデルが17台勢揃いしています。
どれにするか、迷う必要あありません。だってこれだけすべてのセット販売だからです。良かったですね!?
価格はまだ未定だそうですが、なんとか20万円を切るあたりを目指しているとか…。
さらに、NDロードスターのモデルカーも充実しています。ですが、35周年記念車の幌モデルは既に売り切れでした。
モデルカー趣味は、自動車好きの王道であり、ファンの多い車種ほどそのベース車になるもの。マツダ車がいかに多くのファンに支えられているかということが、このモデルカー売り場で感じることができるわけです。
(小林和久)
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