ミニマム電動モビリティに乗り出すアルピーヌ

アルピーヌ、Yeep.meとのコラボブランドで電動スクーターを発売へ

電動モビリティの専門ブランドになると発表されているアルピーヌは、Cibox社の電動スクーターブランド「Yeep.me(イープミー)」を通じて、3年間のパートナーシップ契約を締結したと発表しました。
この3年間のパートナーシップでは、「パフォーマンス」電動スクーターのコラボブランドシリーズの開発に焦点を当てており、2025年夏の発売が予定されているとしています。

アルピーヌは、Yeep.meとのコラボブランドの電動スクーターシリーズを開発し、Yeep.meの販売ネットワーク、アルピーヌの店舗で取り扱う計画です。電動スクーターの特徴は、アルピーヌらしいスポーティさ、パフォーマンス、俊敏性を体現し、持続可能性や適応性といった技術的要件を兼ね備えたラインアップが展開するそうです。

2025年夏に発売される予定されている電動スクーターは「Alpine 100A GT powered by Yeep.me」としています。「110」 のひとつ下というネーミングでしょうか? 100A GT powered by Yeep.meは、ホットハッチ「A290」にインスパイアされているそうで、今後、スポーツファストバック「A390」などをベースとしたスポーツおよびハイパースポーツスクーターが登場させるとしています。

「Alpine 100A GT powered by Yeep.me」の価格はフランスでの税込み599ユーロ(約10万円)、5年間の保証付きで発売されるとしています。

公表されている特徴やスペックは以下。

スポーティさ:A290と同様のクロス型LEDデイタイムランニングライトと、アルピーヌ特有のフェアリングを備えたレーシングデザイン。

俊敏性:剛性の高いフレームとテレスコピックフォークによる、都市部での正確かつ自在な操作性。

パフォーマンス:最大1200Wの瞬時出力を可能にするモーターと、50km超の航続距離を実現する長寿命バッテリー。

安全性:高性能なデュアルディスクブレーキシステムと4灯式LEDインジケーターライト。

インタラクティブ性と拡張性:アプリと連動するスマートコントローラーにより、リモート操作やセキュリティ管理、アップデートが可能。

サステナビリティ:チューブラー鋼フレーム、IPX6防水性能、交換可能なコネクターおよびモジュールにより、メンテナンス性を向上。

日本への導入の可能性は不明ですが、アルピーヌブルーの電動スクーターならちょっと欲しくなる気がしますね。ただし、電動スクーターに対して、日本の交通行政ももう少ししっかりしてほしいものですが…

(小林和久)

yeep.me公式サイト:https://yeep.me/

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