「ルノーカングークルールディーゼル」をカングージャンボリー2025で発表

7ATのEDCは100台、6MTは50台の限定販売

ルノー・ジャポンでは毎年、なんらかニューモデルをお披露目してきましたが、カングー最大のお祭りであるカングージャンボリーですが、今年は一昨年からの秋に変わって春に開催されました。

秋に開催されたのは、現行モデルのお披露目をカングージャンボリーでするため、一昨年から秋に開催されていたのを元に戻した、というわけです。

そして、今年のお披露目は、オレンジのボディカラーが鮮やかな「クルール」でした。

クルールは英語のカラーと同じ色を表すフランス語で、オレンジ色の専用ボディカラーは、オランジュコロンジュです。エンジンはディーゼルで、トランスミッションはクルールディーゼル初となる、7ATと6MTを選択可能としています。

オランジュ コロンジュのボディカラーの他に限定車としての特別装備は、悪路走破性を高めるドライブモードのエクステンデッドグリップ、205/60R16のミシュランクロスクライメートオールシーズンタイヤ、フロント/リア/サイドのパーキングセンサー、車庫入れをサポートするイージーパーキングアシスト、スマートフォンワイヤレスチャージャー、10インチのデジタルインストゥルメントパネル(EDCモデル)などです。

限定台数はそれぞれ7ATのEDCが100台、6MTが50台で、5月10日から25日までの申込期間に予定数に達すると抽選販売となります。

価格はEDCが429万円、6MTが409万円となっています。会場でもMTモデルが気になる人が多かったようです。狙っている人は忘れずに申し込んでください。

カングージャンボリーには、様々な周辺用品ブースも出展していました。

初出展となるTOYO TIRESは、2025年3月に発売したばかりのホワイトレタータイヤのオープンカントリーH/TⅡにラインアップされているカングー適合サイズ205/55R17を装着したカングー「オプカングー」を展示。ネーミングがグッドです。

その他にも、H/TⅡが街のリユースを重視しているのに対し、よりオフロード志向のオープンカントリーA/TⅢも展示。アウトドアレジャーユースに強いイメージのトーヨータイヤ、オープンカントリーをアピールしていました。

カングージャンボリーで毎回、限定モデルなどを販売してきたパトリックは、今年はグレーのモデルを展示販売。靴紐の下にくるシュータンに会場オリジナルデザインのネームを配した限定モデル。

そのデザインは、メーターパネルをイメージし、パーキングにシフトしたときの「P」の文字がパトリックのロゴの「P」と同じデザインになっているという凝ったもの。しかも、通常販売よりも500円安いというので、買い求める人は多くいたようです。

ルノー純正指定オイルであるカストロールもブースを構えていました。純正カストロールの品番最後のアルファベットのRNはルノーの略。RSAはルノースポールアルピーヌの略とのことです。通販や量販店で売っているカストロールにはそれが付いていませんし、同じような製品名でも実は性能も違っていますので、純正オイルを入れましょう。

黒バンパーとカラードバンパー、それにパワートレインの組み合わせと、ボディカラーの組み合わせでどれが一番人気かを決める投票も行っていました。こういうシーンでシールを貼る時、綺麗に左上から貼るのは日本人だけらしいですよ。

午前中の雨が午後には晴れ間も見えてきたカングージャンボリー。ゆるく楽しめるイベントですので、カングーオーナーでなくとも楽しめますよ。

(小林和久)

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